Project Details
Project
The Gunma Bank, Ltd. Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Gunma Bank
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Oct 2019
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、株式会社群馬銀行(以下、「群馬銀行」あるいは「同 行」)のグリーンボンドフレームワーク(以下、「本フレームワーク」)が信頼性及 び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018(Green Bond Principles、以下 GBP)の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリティクス が、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、1)再生可 能エネルギー、2)エネルギー効率、3)クリーンな輸送、4)グリ ーンビルディングは、GBP において認められている事業区分と合致 しています。また、サステイナリティクスは、群馬銀行の適格プロ ジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可能 な開発目標(SDGs)の目標 7、 9 及び 11 を推進するものと考えま す。
プロジェクトの評価及び選定
適格プロジェクトは、群馬銀行の総合 企画部 経営管理室(以下、「経営管理室」)及び経営企画グループ (以下、「経営企画グループ」)によって設定された適格クライテ リアに基づいて、経営管理室が選定します。サステイナリティクス は、同行の評価及び選定プロセスはマーケット・プラクティスに合 致していると考えます。
調達資金の管理
経営管理室は、グリーンボンドによる調達資金を社 内ファイルシステムへ記録することにより年次で追跡管理を行い、 適格資産の合計額がグリーンボンドの発行額を下回らないことを確 認します。未充当資金が生じた場合は、未充当資金と同等額を現金 又は現金同等物として管理します。群馬銀行の調達資金の管理はマ ーケット・プラクティスに合致しています。
レポーティング
群馬銀行は、グリーンボンドの残高が存在する間、 調達資金の充当状況と環境改善効果について同行ウェブサイト上で 年に一度の開示を予定しています。充当状況レポーティングにおい ては充当額、未充当額、及びグリーンボンドの残高、インパクトレ ポーティングにおいてはカテゴリー別の CO2 削減量、第三者認証の 種類及び認証レベルといった環境改善指標の報告を約束していま す。サステイナリティクスは、群馬銀行のレポーティングはマーケ ット・プラクティスに合致するものと評価します。