Project Details
Project
MORI BUILDING Green Bond Second-Party Opinion (Japanese)
Client
MORI BUILDING
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
Real Estate
Use of Proceeds
Green buildings
Location
Japan
Evaluation Date
Jan 2019
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、森ビルのグリーンボンドフレームワークは信頼性及び環境 改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018 の 4 つの要件に適合しているとの意見を 表明します。サステイナリティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素で す。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー(グリーン ビルディング)は、グリーンボンド原則に合致しています。サステ イナリティクスは、適格プロジェクトが環境改善効果をもたらし、 国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特に「目 標 7」及び「目標 11」を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
森ビルの財務部門及びサステナビリ ティ推進部門の担当者によって構成されるグリーンボンドコミッテ ィーがプロジェクトの選定を行い、財務部門及びサステナビリティ 推進部門の担当役員が評価及び選定の責任を持ち、代表取締役社長 が最終決定を行います。これはマーケット・ベスト・プラクティス に合致しています。
調達資金の管理
森ビルの財務部門は、内部追跡システムを用いて 調達資金を管理し、半年ごとにモニタリングを行います。調達した 資金の未充当額は、法定開示書類に従って現金又は現金同等物にて 管理します。これはマーケット・スタンダードに合致しています。
レポーティング
森ビルは資金の充当状況レポーティング及びイン パクト・レポーティングを年 1 回、自社のウェブサイト上で開示す ることを約束しています。前者には各適格プロジェクトへの充当額 が含まれ、後者は第三者認証の情報と定量的な環境性能指標で構成 されています。これはマーケット・スタンダードに合致していま す。