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サステイナリティクスは、日本ビルファンド投資法人（以下、「NBF」あるいは「同 投資法人」）のグリーンファイナンスフレームワーク（以下、「本フレームワー ク」）は信頼性及び環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018（Green Bond Principles、以下、「GBP」）及びグリーンローン原則2020（Green Loan Principles、 以下、「GLP」）の 4 つの要件に適合しているとの意見を表明します。サステイナリ ティクスが、この評価に際して考慮したのは以下の要素です。

調達資金の使途

資金使途の対象となる適格カテゴリー、グリーンビ ルディングは、GBP 及び GLP において認められているカテゴリー と合致しています。また、サステイナリティクスは、NBF の適格プ ロジェクトは、環境改善効果をもたらし、国際連合が定める持続可 能な開発目標（SDGs）の目標 9 を推進するものと考えます。

プロジェクトの評価及び選定 

NBF の資産運用会社である日本ビル ファンドマネジメント株式会社（NBFM）の投資本部不動産投資チ ームによって候補となるプロジェクトが選定され、運用審査会議に よる審議及び経営会議での審議を経て、社長の決裁によってプロジ ェクトが最終選定されます。同投資法人のプロジェクト評価及び選 定のプロセスは、マーケット・プラクティスに合致しています。

調達資金の管理

NBF の調達資金は、ポートフォリオ・アプローチで 管理されます。NBFM の投資本部ファイナンシャルチームがグリー ンファイナンスの残高が存在する限り、会計システム及び台帳を用 いて、年次でグリーンファイナンスの残高がグリーン適格資産の取 得価格の合計を超過しないよう確認します。未充当資金について は、現金又は現金同等物にて管理されます。同投資法人の調達資金 の管理は、マーケット・プラクティスに合致しています。

レポーティング

NBF は、年に一度、充当状況及び環境改善効果に ついて同投資法人のウェブサイト上で開示を予定しています。充当 状況レポーティングでは、グリーン適格資産の物件名、グリーン適 格負債額及びグリーンファイナンス残高に加え、グリーンファイナ ンス残高がグリーン適格負債額を超過していないことが報告され、 また、インパクト・レポーティングでは、グリーン適格資産のグリ ーンビルディング認証の種類及びランクやエネルギー由来 CO₂ 排出 量含む定性的及び定量的な指標が報告されます。サステイナリティ クスは、NBF のレポーティングはマーケット・プラクティスに合致 するものと考えます。