Project Details
Project
Daiwa Securities Group Green Bond Framework Second-Party Opinion (Japanese)
Client
Daiwa Securities Group
Project Type
Green Bond/Loan
Industry Group
-
Use of Proceeds
-
Location
Japan
Evaluation Date
Oct 2018
Evaluation Summary
サステイナリティクスは、株式会社大和証券グループ本社のグリーンボンドのフレー ムワークが信頼性と環境改善効果を有し、グリーンボンド原則 2018 の 4 つの要件に適 合しているとのオピニオンを表明します。この評価に際して考慮したのは、以下の要 素です。
調達資金の使途
資金使途の対象となる適格カテゴリー、1)再生可 能エネルギー及び 2)グリーンビルディングは、グリーンボンド原 則 2018 に合致しています。サステイナリティクスは、適格プロジェ クトは再生可能エネルギーの発電量増加及び気候目標の達成に貢献 し、国際連合が定める持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特に 「目標 7」と「目標 11」を推進するものと考えます。
プロジェクトの評価及び選定
適格プロジェクトは、大和証券グルー プ本社の資金部 、グループ戦略課と SDGs 推進室を含む経営企画部 など複数のチームが選定します。また大和証券グループ本社の関係 会社が実施するプロジェクトの場合は、大和エナジー・インフラ株 式会社及び大和プロパティ株式会社が選定します。最終決定は最高 財務責任者(CFO)が行います。サステイナリティクスは、最高経営 幹部の関与は市場のベストプラクティスに合致していると考えま す。
調達資金の管理
大和証券グループ本社は、独立した台帳を用いて充 当資金と未充当資金の額を追跡しており、調達資金管理のプロセス はマーケットスタンダードに合致しています。
レポーティング
大和証券グループ本社は、同社の統合報告書もしく はウェブサイトで資金充当状況レポーティング及びインパクト・レ ポーティングを年次で公開すると確約しています。資金充当状況レ ポーティングには各プロジェクトの詳細、充当資金及び未充当資金 の額、充当予定時期が記載されます。またインパクト・レポーティ ングでは、定量的指標及び定性的指標を開示する意向を示してお り、具体的には再生可能エネルギープロジェクトでは発電量及び CO2 削減量、グリーンビルディングプロジェクトでは認証レベルに 加え、CO2 排出量、廃棄物とエネルギー消費量、リサイクル率の開 示を予定しています。大和証券グループ本社のレポーティングプロ セスは、マーケットプラクティスに合致しています。